台北・シンガポール旅⑦|シンガポールで、まさかの日向ぼっこ。

青いブランコに座る可愛いクマ 海外旅行

コンラッド・シンガポール・マリーナベイで迎える最後の朝。

この日は、いよいよマリーナベイ・サンズへ移動する日だ。

朝食は、いつものようにエグゼクティブラウンジでいただくことにした。

卵料理にソーセージ、サーモン、フルーツ。食後には甘いものも少々。相変わらず朝からよく食べている。

コンラッドのラウンジでいただく朝食と甘いもの

ラウンジのスタッフと話していると、今日がチェックアウトだという話になった。

すると、「レイトチェックアウトにしますか?」と聞いてくれた。

そういえば、チェックインのときにお願いするのを忘れていた。

14時まで使っていいという。

ありがたい。

こういう、ちょっとした気配りがうれしいのだ。

もちろん、豪華な客室やラウンジも魅力なのだけれど、ホテルの印象を決めるのは、案外こういうところなのかもしれない。

やっぱり、我々はコンラッドが好きなのである。

シンガポールのららぽーと

部屋に戻ってしばらくのんびりした。

プールに行こうかとも思ったけれど、今日はマリーナベイ・サンズのインフィニティプールが待っている。ここは体力を温存しておこう。

ということで、またショッピングモールへ出かけた。

シンガポールまで来て何をしているのかと思うが、やっていることは日本のららぽーとを彷徨っているのと大して変わらない。

まあ、これも旅の楽しみ方のひとつである。

お昼になったので、フードコートのFood Republicへ。

ここで食べたかったのが、シンガポール名物のチキンライスだ。

注文したのは、しっとりした鶏肉に香りのいいご飯、そして味の染みた卵。これが実においしい。

ついでに、もやしの料理もいただいた。

Food Republicでいただいたチキンライス

ちょうどお昼の混雑が始まる前だったので、席も空いていてゆっくり食べられた。

ところが、食事を終えて帰ろうとすると、ビジネスマンたちが続々と押し寄せてくる。

どうやら近くのオフィスで働く人たちの昼休みが始まったらしい。

あちこちから日本語も聞こえてくる。

その光景を眺めていたら、昔の栄養ドリンクのコマーシャルを思い出した。

頑張れ、ジャパニーズビジネスマン。

こちらは平日の昼間からチキンライスを食べて、これからホテルでのんびりする身である。

なんだか少し申し訳ないような気もした。

南国なのに、外が暖かくて気持ちいい

それにしても、シンガポールの冷房は強烈だ。

ホテルもショッピングモールも、どこへ行ってもガンガンに冷えている。

外は暑いのに、建物の中では身体が冷えてしまう。

食後、ホテル近くのショッピングモールで、おいしそうなお茶の店を見つけた。

KOI Thé(コイ・テ) という店である。

温かいミルクティーをテイクアウトした。

ホテルの近くまで戻ると、入口付近に青いブランコが二つ置いてある。

なぜ、こんなところにブランコがあるのだろう。

理由はよく分からないけれど、せっかくなので座ってみた。

温かいミルクティーを飲みながら、ゆらゆら。

「ああ、暖かいなあ」

赤道に近いシンガポールで、まさかこんなことを思うとは。

冷房の効いた建物を出て、外の暖かさにほっとする。

まるで冬の日向ぼっこである。

青いブランコに揺られながらお茶を飲む。

何をするでもない、実にのどかな午後だった。

青いブランコに座る可愛いクマ
※人物部分はイラスト加工しています

台湾から始まった旅が、また台湾につながった

あとになって知ったのだけれど、ミルクティーを買ったKOI Théは、台湾の「50嵐」にルーツを持つブランドなのだそうだ。

そういえば、台北で見かけたあの店。

今回の旅は台湾から始まった。

欠航騒ぎで予定が大きく狂い、思いがけない形で台北を楽しむことになったのも、今となってはいい思い出だ。

そしてシンガポールでの最後の午後、何気なく買ったミルクティーが、また台湾につながっていた。

勝手に縁を感じて、少しうれしくなった。

コンラッドでは、ラウンジで朝食をいただき、プールでくつろぎ、街を歩き、おいしいものを食べた。

最後には、14時まで部屋を使わせてもらうというありがたい心遣いまであった。

十分に楽しませてもらった。

さて、次はいよいよマリーナベイ・サンズ。

あの有名なインフィニティプールが待っている。

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