台北にいられたのは、わずか17時間だった。
羽田発のPeachが欠航し、成田からThai Lion Airに乗り直して、ようやくたどり着いた台北。翌日にはシンガポールへ飛ぶ予定だから、長居はできない。
それでも、来てよかった。

ようやく台湾に着いた
夜の桃園空港に到着。空港MRTで台北駅へ向かい、駅近くのホテルへ。遅い時間でも迷わずたどり着けたのがありがたかった。
荷物を置いたら、さっそく寧夏夜市へ。疲れているはずなのに、夜市の灯りを見ると足が向く。

臭豆腐の匂いが、台湾に来たと教えてくれる
夜市にはほどよい人出。むっとする暑さもなく、歩きやすい。屋台の明かりと人の声、そしてあの臭豆腐の匂い。ああ、台湾に来たんだなと思う。

小さな魯肉飯と、初めて飲む苦瓜スープ。しっかりした味のご飯に、あっさりしたスープがよく合った。
朝4時に飛行機が消えてから、ずいぶん長い一日だった。でも夜市で食事をしていると、不思議とその騒ぎが遠く感じられた。

翌朝、青空の台北を歩く
翌朝はホテルで朝食を済ませ、街へ出た。空は見事な青。スクーターが行き交う交差点、昔ながらの建物、通りの看板。迪化街のあたりを歩くだけでも楽しい。

時間がないから、あれもこれも見ようとはしない。気になった道へ入り、立ち止まって写真を撮る。
最後は牛肉麺

そして劉山東牛肉麺へ。金属の器にたっぷりの牛肉と麺、ねぎ。飾り気のない一杯がうまい。
台北滞在は短かったけれど、夜市も街歩きも牛肉麺も楽しめた。長く観光することと、深く旅を感じることは、きっと別なのだ。

次はシンガポールへ
ホテルをチェックアウトし、再び桃園空港へ。次に乗るのはシンガポール航空。
前日は「飛んでくれるだけでありがたい」と思いながらLCCに乗った。その翌日にフルサービスの飛行機に乗ると、旅の快適さがまた違って見える。
欠航に奪われた時間は戻らない。それでも、17時間の台北はちゃんと旅になった。
次回はシンガポールへ。

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